南京

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南 京

 

■初めての南京は小雪が舞う寒さ

南京へは上海から汽車で行きました。えらい寒い朝でしたわ。それもそのはず何年ぶりかの寒波襲来とか。股引はいといてよかったわぁ…。

上海を定刻どおりに(!)出発した列車は、無錫、鎮江の町を経て、ちょうど三時間後に南京駅へとすべりこんだ。列車(ディーゼル機関車)は上海を満席で発車したが、何故か無錫でほとんど降りてしまった。車内には私らを含めてわずか五人ほど。
なんでやねん!

わてかて無錫で降りて「無錫旅情」歌いたかったわい!

それにしても恐ろしい寒さ。車窓から見る田圃はみ〜んな凍っておりました。昼前になってもいっこうに融ける気配をみせないところがすごいと思いましたわ。

南京市街の朝。すがすがしい朝やけど、ごっつう寒かったぁ!

■南京では渋滞中ごみ拾いをする

市内を走っていた車が信号で止まると、ほうきとちりとりを持ち、腕に腕章を巻いたおばさんが車の間を歩き回る。
路上のごみを拾うのである。必殺路上掃除人。
決死隊かぁ!?

渋滞のタイミングをみはからう勘のよさには脱帽! さすがええ仕事してまんなぁ。

■南京では75%くらいが普通話と共通

南京では普通話をしゃべっていると信じておりました。が、しかし、地元の人曰く、「75%くらいが共通です。普通話よりちょっと硬いです」

いったいどこが「硬い」のかさっぱりわからないわたしであった(^_^;) もちろん、わたしは普通話すらしゃべれないのどす、トホホホホ……。

■南京の大学を歩く

南京には48もの大学があるという。訪れたのは「金陵協和神学校」と「南京師範大学」である。何故かって? 仕事のパートナーが卒業した学校だから。

学校というのはどこでも雰囲気は同じようなものですな。
印象に残ったのは女子寮。何故かどの窓にもみな洗った靴を干している。それもたいていスニーカーである。
ありゃ、ど〜いうおまじないじゃい?

 

南京市郊外(市街から30数キロ地点)の夕日。

仕事帰りに見る夕日はええもんでんなぁ。
ほっとしたひととき、身は車のシートに預け、何も考えずに夕陽が落ちるのを見ている。いいひとときでおました。

しかし、この後、レストランで「北国の春」を歌わされるとはおもわなんだ。
中国では何故か日本の歌っていうとこれなんですね。あたしゃ、この歌詞を知らんのですわ。中国語の字幕を見ながら日本語で歌うなどという芸当はでけまへん。

■南京のバスターミナルは二階建て

バスターミナルの切符売り場では切符をコンピューターで打ち出しとりました。いやー、立派なもんだす。

待合室兼出発ロビーはそれぞれ一階と二階にありまして、上海行きは二階が出発口であります。二階からバスが出ると思いきや、改札を通って階段を降りなければなりませぬ。重たい荷物をかかえて皆さんえんやこら。お疲れさん。それからさらに広い駐車場をうろうろしながら上海行きのバスを見つけなければなりません。これまたご苦労さん。


南京から上海までは予定4時間。そして中国では予定は未定と同義語であります。着いたのは5時間後でありました、ハイ。

南京から上海までは高速バスで帰りました。

初めて乗る純中国製高速バス。椅子はガタがきてるし、トイレもない。
途中でトラブりはしないかと心配しておりましたが、何事もなく上海に到着しました。やれやれ…。
しかし、どこまでもまっすぐな道路は快適でありました。中国の道路は、乗り物酔いしないのがよろしゅうおます。
上はパーキングエリアでトイレ休憩中の勇姿!?

 

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