広州 （広東省省都）
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■広州交易会
広州では年２回、大々的な交易会が開かれます。最近でこそ中国各地でいろいろな交易会や展示会が催されるようになりましたが、それでも広州交易会は歴史の長さといい、規模といいやはり一番大きな交易会でしょう。
世界各地から貿易業者をはじめとして多くの人々が訪れます。この時期、香港や台湾でも展示会・交易会が催されるので、それらをひとまとめに回ることもできるわけです。そのため異常にたくさんの人々が集まってしまうのですね。
出展企業は中国全土から、訪問企業は世界各地から。なかなかの盛況です。 |
広州交易会会場正面入り口の風景。
時には雨の日もある。夕立は頻繁だ。
昼食時はラッシュアワー並に込み合う。
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■広州は暑い !
いや〜、広州は暑い！
私がここを訪れるのは６月、１０月と季節のいいときばかりに行くのだが、半袖以外の服を着ようなんて思わない。とにかく暑いのである。夕方近くになるとスコールのような雨がひとしきり降る。その後、ひどく蒸し暑くなる。
■Ｔシャツ、半パン、サンダル・・・これで一年ＯＫ
初めて行ったときにはわけもわからずスーツなんか着込んでいったものだから、死にそ〜だった。
以来、ここに来るときは半袖カッターであります。もちろんネクタイもしません。しかし、サラリーマンのサガでありましょうか、商談となるとついついネクタイを締めてしまいます。
がぁ〜っ、地元の人はえらい！ Ｔシャツ、素足にサンダル、それでも会社の社長でっせぇ〜。
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昼間の様子を見たい方は上の写真をクリック。
ただし画像サイズは大きいでっせ！覚悟しなはれ。
上の写真は９９年１０月撮影。
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■市内は慢性的なラッシュ
広州のラッシュは上海で鍛えられたあたしもげっそりするほど。
人口もどんどん増えているのでしょう。いまや狭い旧市街を離れ、市北東部に新開地ができつつあります。それは「広州東駅」のあたりを中心に広がっています。このあたりだとホテル代もリーズナブル。ちょっとさびしいけど…。（飲食店街があまりないんですね）
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■市街はやや古びている
広州の歴史は古い。日本は足元にも及ばない。
しかし、いまやその広州も古びてしまった感は否めない。建物が全体的に古びてしまい、そのせいで街自体が古めかしい印象を与える。
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汕 頭
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■汕頭って知ってますか？
汕頭って知ってますか？ 広東省の東の涯、福建省に近いところにあるんです。潮州エリアだと地元の人は胸をはって言いますね。スワトウとも呼ばれたりしております。貿易港でもあり、またスワトウ刺繍でもでも有名です。
■海水浴場もあるぞ
だれも〜いないうみ〜♪♪♪
仕事も終わったある日、風の強い寒い日でしたが、海岸に行きました。
人っ子ひとりいない海水浴場。廃墟のような海辺でありました。季節はずれの海岸って、どこでも寂しいものであります。
あまりの寒さに帰ろうとしたとき、それまで誰もいないと思っていた番兵小屋のようなところからおっちゃんが出てきて駐車料金を請求してきました。これにはお口もあんぐり。まさかこんなところに人がいるとは思いもよらなかった。あんたここで暮らしてんのぉ？
■空海軍基地もあるぞ
河口を利用した港には艦船が係留されている。また海兵隊の訓練所もある。
空港は民間との共用で、タキシング中の機上からスクランブル態勢のミグ（軽戦闘機タイプ、たぶんミグ１９かも…）が見える。
そう、目の前には台湾があるのです。一朝ことが起こったときにはここが最前線になるのです。それにしては装備が貧弱過ぎる気がするが……。
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政府高官用避暑地にて。ここでお楽しみかぁ？
警戒が厳しく建物の中は入れず。（建物を写す度胸ありまへんでした(^_^;)
別風景が見たかったらクリックしておみやす。大きな画像やさかい、責任もちまへんでぇ。
■海はきれいだ
長江のような泥水の川もなく、当然海もきれいです。海水浴場があるのもうなずけるし、避暑地になっているのもうなずける。
■汕頭女性に厚底靴がおおはやり
日本でも流行っている靴底の厚いのがありますねぇ。あのそのまま「水蜘蛛」にでも使えそうなやつです。いやいや田下駄に使った方がいいようなものです。
あれが汕頭で大流行り。町でも店でも若い女性はみな履いてるんですよ。それもうっすらと埃をかぶっているようなやつ。なかには１万キロぐらい行進したのかと思うくらいくたびれたのを履いているのもいる。インフルエンザも負けるほどの流行りようである。
「どうしてみんなあんな靴履いてんの？」と私は同行の通訳氏に訊きました。
「かっこいいと思ってるんでしょ」と答える通訳氏。
「………！」
私は黙ってラーメンをすすりました。
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